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「浅黄... 」 ボティスが呼ぶ。 ミカエルが翼を拡げ、ジェイドやボティスを 庇うように立ち 皇帝が朋樹を引っ張って、泰河とオレも 自分の後ろにやり 「ハゲニト!」と、防護円を出させる。 ベルゼブブが、浅黄に掴みかかると 浅黄は薙刀で振り跳ばし、風圧が草を薙ぎ倒す。 模様が彫られた 牛の頭骨を被った浅黄は 地面を蹴ると、そのまま消えた。 ********    「アルファ α」 了   万象 次の巻「祭壇(トフェト)」に 続きます。
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