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「大喜利にでも出ようかな?」
「超能力使えるんだろ?金払うからさぁ?」
「最近エッチしてないからなぁ」
佳苗はエクスタシーを感じることによって超能力を発揮する。
「沙耶香に叱られちゃうよ?」
「事件解決出来なくてもいいの?」
この事件が解決したら警部になれるかも?
警部補じゃ捜査の指揮権もないし?
毎日のように大森浩正のゴマを吸っている。
警部にして刑事課長、どことなく柄本明に似ている。
『君みたいな奴、吐いて捨てるほどいるからねぇ?』
『お願いです!見捨てないでください!』
『見捨てられたくなかったら三須を見つけろ!』
牛丸駅の裏通りにあるラブホに入った。
圭一の執拗な舌が佳苗を責め立てる。
圭一は佳苗の足を舐めた。
情欲で火照った体は、圭一の愛撫に敏感に反応。
佳苗は甘い声を上げ上半身をのけ反らせた。
佳苗には彼氏がいた。
高校時代に知り合ったのだが最近、忙しいこともあって会えていない。
淡白な彼とは違い、圭一はねちっこくしつこかった。それが佳苗には新鮮だった。
しがみつくように重なり、股間を擦りつけあった。
罪悪感に苛まれてこそ情事は燃え上がった。
「アウッ、イッちゃった」
「僕もだよ?それで何か分かったかい?」
「義明は既に死んでるわ。殺したのは佐伯精児、そうあの豪邸の主。義明は激昂しやすく、すぐに暴力を奮った。嫌気がさしていた他の兄弟が佐伯に指示、殺害に至った」
佳苗の推理どおり三須兄弟は罪を認めた。
義明の死体は肥溜めの中からバラバラになって見つかった。
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