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俺はウィリアム。
ウィリアム・ハーデリアだ。
俺は今日、友人に呼ばれてバルデラ領に来ていた。
そして今、ここに来たことを猛烈に後悔している。
唯一の救いは今回はお忍びだったということだ。
「大変なことになってしまったな…」
ウィリアムは紅茶を飲み、今後の事を考える。
今夜、ハーデリア王国の犯罪率が上がっていた原因がわかったわけだが…俺がこの領にいた事を公開し、一連の話を父王に話さなくてはバルデラを処罰から上手く逃れるかもしれない。
「まったく、本当に面倒なことに巻き込んでくれたね…カイト」
ウィリアムはカイトも同じ空を見ているかなと思い空を見上げた。
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