愛のカタチ

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ヤマトが隼人に会いに行った。 本当なら 私がちゃんと話さないと いけないのに ラインにヤマトが会いたいって言ってると 隼人に送ると  俺も話したいとおもっていたと返信が来た。 多分もうこれで私は ヤマトと一緒にいるという返事だと 隼人に 伝わったと 思う。 あえて 挨拶もしておきたいと ブルームーンを選んだヤマトに 「私の大切な人たちなの。 マスターも月ちゃんも 隼人も。」 「わかってる。 だからちゃんと会って伝えてくる。 安心してもらえるように。」 「おねがいします。」 約束の時間からずっと 私は時計を見てる。 ヤマトはもしかしたら責められているかもしれない。 あり得ない関係だった 私とヤマトの契約結婚。 切なかったけど・・・・辛かったけど 昨日の夜 想いが通じ合ったなんてまだ信じられない。 ヤマトが家庭教師として私の受験に こっそりと付き合ってくれた。 誰にも祝ってもらえなかったのにヤマトだけが よく頑張ったって誉めてくれたっけ。 再会した時は 人が変わったように 冷たくていじわるになってしまったけど 今は であったころのヤマトに戻った。 二人ともいろんな事があって 少しづつ変わってきた。 葛藤して悩んで 支え合って・・・・・ スマホが鳴って飛び上がった。 月ちゃん・・・・・・ 少し緊張して 電話に出る。 「もしもし ・・・・・」 「何してるの?すぐに店に来て。」 そう言うと電話は切れた。
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