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長く通っていると我家の事情も見えてくる。
私が受けてる差別や立場
ヤマト先生はこっそり声をかけてくる。
「時間作るから わからなことあげてきて。
ナナちゃんと都合の合う時 教えてやるから。」
妹のお気に入りの ヤマト先生
私の復讐心が燃え上がる。
ヤマト先生との 秘密の時間は私には優越感だった。
「ナナちゃんも スマホにしたらいいのに
連絡とりやすいんだけどな。」
「私は ガラケーなんだ。」
妹は早くから スマホを持っていたけど
私はガラケーで 友人たちにもからかわれた。
「そうだな。いろいろ事情あるもんな。」
そうなんでこんな差別と孤独感の中
生きてるのかよくわからないけど
でももう慣れた。
家族に期待しない。
一人で生きて行かないと・・・・・。
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