神の家に巣くうモノ

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 快楽に支配された顔で何度も頷くマルコフににっこり微笑んだボリスが、優しく猿ぐつわを外す。はぁはぁと発情したイヌのようにだらしなく舌を出したマルコフは、顔を赤くしてボリスを見上げた。 「お姫様はどこにいるのかな?」 「禁忌の、森の奥にある……古い教会の中にいます」 「君の仲間はどのくらい?」 「教会の中に、二十人……でも、他にも人を潜ませてる」 「どこに?」 「あひぃぃ! あぁ、わからない。そういうの俺、詳しく知らない」  ご褒美とばかりに乳首を捻りあげれば、媚びた声で快楽を伝えるマルコフ。下肢もトロトロと体液を溢している。 「嘘じゃない?」 「嘘じゃ、ないです。ルジェールが、詳しい」 「教会の中は?」 「地下二階で、各階にレバーがあって、それを鳴らすと仲間に異常を知らせる事になります」 「うん、良くできました。それじゃ、約束通りご褒美ね」  にっこり笑ったボリスが、マルコフの尿道に挿入されている物を丁寧に引き抜く。抜けて行くその度に、マルコフは快楽に震えて背を仰け反らせている。 「抜けるよ」  あと少しなんだろう。一気に抜けたその瞬間、男臭い臭いが一気に充満し、その後には鼻につく臭いがする。絶頂と失禁を同時に味わったらしいマルコフからは悲鳴の様な嬌声があがり、ガクガク震えながらとんでいる。 「あーぁ、だらしないな。そんなだらしのないちんぽには、やっぱり栓が必要だね」     
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