期待を胸に

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そんな生徒に優しく微笑みながら挨拶する2人。 それと、同時に黄色い声に似たようなものが私の教室にも聞こえた。 『羨ましい……』っと思わず呟いてしまう私。 その呟きに気づいた、はずき 『音羽も憧れてる?』 『えっ!』っと我に返る。 『あの2人この学校じゃ1位2位を争えるくらいの美人だし頭も良いし皆の憧れなんだよ?』 『そうなんだ……私じゃ近づくのも無理だよ』 『うーん……どうだろ……頑張ってみても良いけど、敵が多いから大変だよ』 『そうだよね』 始業知らせるチャイムがなり教室の扉が開く音が聞こえる。 『はーい!皆さん座って下さい』 教室に入室しきたは、細身で身長が高くグレイ色の上下ストライプのスカートのスーツを見に纏った美人の女性。 女性の掛け声に各々の席に座る生徒。 教卓に立つ女性。 『はいっ!ではホームルームを始めます。起立、礼 着席』 号令を掛けると黒板の空いてるスペースに、篠崎夢彩と書く。 『今日から、1年2組の担任の篠崎夢彩と言います!担当する教科は国語です!皆さん宜しくね』 自己紹介を終えた先生を歓迎するように拍手する。 美人で可愛いらしく感じの良い先生に、各々個性的な良いクラスの仲間に。 特に、桜の木の下で優しく迎えてくれた憧れの素敵な先輩。     
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