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最も敏感な部分を張った固いものが擦りあげ、狭まった奥を割り開いて一気に犯す。
「ひ、ィッーーっ!!」
藤吾郎の喉が引きつった。
頭の中に閃光のようなものが弾け飛び、腰が浮き上がる。
「ああ…旦那ん中は極楽だ…っ」
根元まで入り込んだ肉棒は鉄釘のように固く、藤吾郎はがくがく体を震わせた。
幾度となく押し寄せる快楽の波に意識が持っていかれそうになった。
女のように達してしまった羞恥心が藤吾郎の心を襲ってくる。
「ぁ、あ~っ…ぁッ」
「出さずに達しちまったのか?」
緋色はくつくつと喉を鳴らして笑った。
「旦那は菊蕾だけで昇れるんだな」
「ち、ちが、ぁ」
「違わねえだろうよ、ほら」
「あ゛ッ!」
淫らな水音を立たせて緋色が藤吾郎を女へと変えていく。
そのあまりの激しさに藤吾郎は白目をむきそうになった。
「ひッ、ぃ゛ッ!ん、ぉ、お゛っ、ひ、緋色ッ、緋色ッ」
「はッ…ぁー…何だい、旦那…っ」
もう少し緩めてくれないとおかしくなる。
そう言いたいのに、緋色は藤吾郎に嬌声以外の言葉を発することを許さない。
勘弁してくれ、と藤吾郎は緋色の背中に爪を立てた。
「なぁに?わかんない、よっ…?」
「気、気ィ…ッ!気が狂うッ!狂うから、ぁ゛ッ!!」
懇願した藤吾郎に緋色は笑みを深くした。
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