異世界召喚、病人ですけど？

第2話 夏だ！ケンカだ！元気な病人ですけど？

ホテルへの帰り道、瞳を召喚する話になった
毎回、草原の祭壇に行くのも面倒、お供え物も
必要。
ジャンヌが少し考えて、瞳が持ってるスマホを見る。
「ちょっと貸して」
「人間界でも使えるんだから、充電魔法掛けて
召喚獣用のアプリで次界と人間界を行き来
できるかも？」
四角い緑色の角の絵柄のアプリを瞳が持つスマホとグレースのスマホに入れ、同じパスワード登録した。

スマホを覗き込む一同。
「このアプリ無料だから大丈夫よ！
広告動画入るけどね。スマホの料金はどうなってるの？」
ジャンヌがグレースたちに聞くとグレース、
アルマ、エリーは顔見合せ。
「あの、私の姉が払ってます。2台共、姉のスマホだから」
グレースは姉の許可なく、2台目のスマホを
瞳に貸したそうだ。

この召喚獣アプリを使い、瞳は無事、人間界へと帰って行った。

翌日、ホテル『エルミタージュ』宿泊客専用の
海辺にはリリーナ女学院演劇部、部員たちと
グレース、アルマ、エリー、レスリー、
顧問のジャンヌ、皆で海水浴に来ていた。

身長169、胸が大きなアルマはオレンジで
フリルのワンピースの水着、身長162で胸は小さいけどモデル並みのグレースは薄い紫色の紐ビキニ、身長150で胸は小さい小柄なエリーは赤いビキニ。

身長169、イケメン顔で男役のジュリエッタ部長は青いハイレグに白いパーカー、
身長160で娘役のロザリー副部長は黒い紐ビキニで腰にはパレオ。どちらも胸デカイ、
DかEはある。

そして、身長177、Eカップのレスリーは大きく胸開いた青いハイレグ、
身長165、Dカップのジャンヌは大きく胸開いた赤いハイレグである。

海水浴、皆、自由に遊んでいる。泳ぎの競争する部員、ゴムボートで寛ぐ部員、ビーチバレエ、砂で城を作る部員、パラソルの下で休む部員。

海辺にある黒いパラソルの下で、
アイスを食べるグレース、アルマ、エリー
「ヒトミ、何してるかな？」
「来月はこっちに来れないかもって言ってたよね？」
「うん、投薬療法開始って言ってたからね」

まだまだ暑い夏休み、合宿の間の休日である。