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「いやあ、ボクは自分のことは何でも話しますよ」
トビが真面目な口調で反論したが、すぐにミサゴに窘められた。
「あなたはもう少し空気を読みなさい。一般的な非テレパスはどうかって話よ。まあ私もどっちかっていうとよく話す方だけどね」
「そうね、ミサゴはどうでもいいこと、余計なことまでしゃべりすぎよ」
ミサゴがコノハズクを軽く叩くふりをした、つもりだったようだが、力が強過ぎたようでコノハズクの体が大きく前に揺れた。勢いで仮面がテーブルにぶつかってゴンッと大きな音を立てる。コノハズクは動かない。コノハちゃん大袈裟ねえとミサゴはごまかしている。
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