その者青き衣をまといて…

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まだ眠い目をこすりながら体を起こすと、なんかいつもと違う感触。 ・・・ん?? なんか、今朝のベッド、妙にふさふさしてない?? こんな手触りだったっけ?? ・・・・・・・って。 目をあけたらなぜかそこは黄金色の原っぱだった。 えええええええ????!!! ちょ、なにこれ?! オレ、まだ夢見てんのかな?? え、ちょ、待って。 周りを見渡すけど、どこまでも広がる黄金の草原だ。 なにこれ・・・。 戦場・・・はピンクと黒のマーブル色のはずだし、こんな原っぱ、ピンークノウン・チングにはないはず・・・。 え。 ええ。 えええええ。 ど、どどどうしよう。 きょろきょろと原っぱを見渡すと、少し離れたところを、青い衣をまとった金髪の女の子が何かを抱えて歩いてくるのが見えた。 人がいた!! その女の子は、あごのあたりで切りそろえた金髪と青い衣を風になびかせ、黄金の野原をゆるゆると進んでる。 ・・・・・・青き衣をまといて黄金の原に舞い降りちゃったのかしら・・・・・
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