とりとめのない綴り

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小1の娘が昨夜、宿題を前に泣き出した。夫は「宿題をやりたくなくて泣いている」と思っている様子。私は娘がどこに躓いているのか観察していた。娘の号泣と夫のイライラが相乗効果で膨らんでいったので、強制終了しました。朝やる、ということにしました。STEPの出番だって思いました。 子供が課題を前に落ち込んでいるのは、その子の課題。 親は「泣くほど嫌ならさっさと宿題やって遊ぼうよ」と言ったり「落ちこぼれていくだけだぞ」と脅したりしがち。終いにはイライラしてくる。思い通りにならないことにイラつくのは真理です。 ここで課題の分離! 親は子の課題を奪ってはいけない。 子供にはその課題を乗り越える力がある。それを思い出させてあげるように対応することが、親の課題だって私は思いました。 子供が何に困っているのか、一緒に考えてあげて問題がはっきり見える手助けはできる。ここでも子供が自分で気付くまでは答えを与えない。考える力を信じて、励ます。 わからなくても「頑張って考えてる、すごいね」と後押ししてあげる。自分で考えることに意味があるのだと、体験で教えてあげる。それがコーチングであり、親が子にできる愛ある支援。 これは「STEP」で学んだことです。 責任ある子供を育てる心理学です。アドラー心理学が基礎となっています。 勉強で躓いても授業中に先生に聞きに行ける子でなければフラストレーション(もやもや)を持ち帰ることになる。皆は理解できた様子だけど、自分は……。焦りと絶望感を味わって、出口が見えないトンネルに迷い込む。そんな心境で帰宅し問題に向き合ったら、敗北感が蘇ってきて、泣く。 そんな所かな… ウィルパワー(やる気)が切れると、子供も大人も意欲なき惰性に落ちて非効率になるので、宿題は朝起きてやるか帰宅後昼寝するなどした方が良いんじゃないの、というのが私の結論。 娘が躓いたのは時計の針。絵に描いて説明したら、理解できたようで良かったです。昨夜は「意味わかんない!」と、つっぷして号泣。夫がお手上げ状態で怒り出すしで、混沌状態。こうなるともう一度寝ないとダメだと判断。今朝、取り組んだら素直に笑顔で「そっかぁ。わかった!」と嬉しそうでした。(;´∀`)
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