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「そういう言い方されると恥ずかしいんだけどっ」
杭とか言うな。深々と埋め込まれておいて抵抗することでもないんだけど、確かに落とされたら大惨事なんで。
彼の腕とアレだけで支えられた体のまま、ぎゅっと抱きつく。
「でも、気持ちよくして……」
だいぶ慣れたけど、やっぱりまだ恥ずかしくて小さい声で言った。
「Oh…… ハニー、本当に愛らしい。存分に気持ちよくしてやるからな」
途端、俺の中で彼のがピクッと震えた。
「あっ、ちょっと……」
「しっかりつかまっててくれ」
思えばこんな格好、AVなんかでは見たことあるけど、やったこともないやられたこともない。
男1人抱えても一向に腕力が衰えない夫を、ちょっと惚れ直しそうになる。
「うぁっ、やぁ!」
俺の体を軽く跳ね上げるみたいに腕を上下させる。筋トレでもしてるつもりなのか、その腕の動きに1つの緩みもない。
「あっ、まって、やっ」
いつもより深く、えぐるみたいに突き上げられる。ペースがつかめなくて苦しい。彼のペースに翻弄されるがまま、とにかく彼にしがみつくことしかできなかった。
「はぁっ、あっ、あ」
思いっきり日本語で喘いじゃう。こればっかりはどうやっても英訳できない。
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