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「あーあっ。バカバカしい。」
自室に戻ると私は大きな溜息をつき、荒々しくベッドに身を投げた。
「どうせなら悪魔に生まれたかったなぁー。人間にいたずらする方が断然楽しいだろうな。」
私は、いつからだろう、気づけばずっと猫を被って生きている。
だって、優秀な方が何かと便利だし、おしとやかな方が周りにも気に入られやすいし、将来は出世して大天使になって、いい暮らしがしたいもの。
そのために、それなりの努力はしてきているけれど。
私の部屋には、これまでに読み漁った本がこれでもかと積み上がっている。
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