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こんな太一君が見れるなんて…。
「でもこんな私のどこが…?」
「俺さ。こんなんだからさ。
昔から太樹と比べられてきたんだよ。
太樹は頭も良くて、運動も出来て、皆に愛されててさ。
俺とは全然真逆で…。
太樹がずっと羨ましかった。
今まで付き合ってきたやつもいるけど
皆大樹に近づきたいから俺と付き合ってて俺の事なんて全然好きじゃなかったんだ。」
「……」
「でも遠山は必死に俺に話しかけてくれた。口下手な俺に対して笑顔で接してくれた。
本当に嬉しかったんだ。」
「…太一君。でも私…。間違ってしたんだよ。」
「うん。だからさ。」
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