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そんなことを続けてるある日のこと、入院することになった。治療を続けるので、しばらくはノートも書けないと言うことだった。
私は入院する前日に、自分の心情をノートぎっしり書いた。
なぜ自分はこんな病気になってしまったの?思い出なんていらない。治療費とかもかかるなら、ノートに書いてるだけでいい。など、普段考えたことないものも書いた。
そして、入院当日に私は昨日書いた心情が口から出てきそうだった。
私は母にその心情を言うと、母は笑うだけで何も声をかけなかった。
その時、私は母にある頼みごとをした。
この思い出を書いたノートを残して欲しい。誰かがこのノートを見て思って思ってくれる人にあげてくれ、と。
そして、私はゆっくりとまぶたを閉じた。
~シオリコより~
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