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しかし、子供ながら禁忌を犯しているという自覚があったからこそ、その背徳感を楽しむことを止められなかった。
真奈と加奈は何の躊躇いもなく服を脱ぎ捨て、弟の目の前に裸体を露にする。
「じゃあ由宇も服を脱いで……お姉ちゃんたちと遊ぼう?」
目の前の光景に戸惑う由宇。もう何度も『遊び』を重ねてきているのに、いつも初心な反応を示してくれる弟が、愛しくてたまらなかった。
それが更に真名と加奈の興奮を掻き立てる材料になっていた。
「……分かった」
姉たちを前に、由宇は恥ずかしそうに服を脱ぎ始めた。
細く、白い身体。中性的な顔と合わさり、由宇の魅力は計り知れない程のものだった。
真奈と加奈、そして弟の由宇は、そのまま三人裸体のままベッドへと雪崩れ込んだ。
子供たちがこの『遊び』を始めたのは、真奈が小学校高学年の頃だった。
一般的に男女問わず性的な知識や興味が高まる年代だが、真奈も例外では無かった。
最初は少しばかり異性の肉体に興味がわいた程度だった。だが、真奈の欲望は徐々に肥大し続け、やがてはそれを自身では抑え込むことすらできない程になっていた。
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