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俺は…いや俺さまは
ちっちゃい頃から柔道していたというか、
親にさせられていたと言った正しいかもしれない
おかげで高校生になる頃は地元の大会で、
かなりの豪腕主将として名前を知られていたと思う。
大学に進み…いや柔道で大学に入ったようなものだ。
そんな時だよ。
柔道バカの俺には恐いものなんて、この世に存在しなかった。
だが、ようやく恐いと思う事に出会ってしまった。
それは夏の日射しが照りつける日だった。
空は抜けるように青かった。
彼女に会ったのもその時だった。
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