魔法少女ひまわり組の祭典

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「誰に聞いたゴラアあああああああ!!」 「マリルカに決まってますわ。それはそうと先生!トリックオアトリートですわああああ!」 ミイラコスのアリエールとブリュンヒルデだった。その両脇には未だどピンク面に堕ちたモブ生徒がいた。 あいつ等に捕まったら終わりだ。特にブリュンヒルデ。 だが、ただゾンビの如く向かってくる生徒共なんかどうということもなかった。 ジョナサンは、周囲のポイントを厳選して、移動阻害魔法を放った。 効果はてきめんだった。足が止まり、勢いを殺せなかった生徒はすっ転び、転んだ生徒は更に転び、ジョナサンの前には、着ぐるみを着た生徒達が無様な姿でひっくり返る羽目になった。 ジョナサンは、抜けた包囲の穴から広場を抜けた。 その頃、中央広場に邪悪が舞い降りた。ひっくり返った生徒の尻を撫で回す何かの存在があった。 「ぎゃあああああす!痴漢ですわ!お尻を撫で回されましたわ!己えええええ!生かして返しませんわ!マルゴ!アッテ!リータ!痴漢はどこですの?!」 「解りませんお嬢様!相手は目に見えません!」 「何ですって?!ーーじゃあ、見えない痴漢が、私達を狙っていると?」 アリエールは驚愕して言った。邪悪なエロモンスターが、尻を求めて跳梁跋扈していた。
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