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ジョナサンは、フランチェスカの拘束を外し、彼女を抱きしめた。
「無事かフラさん!怪我はないか?!」
「ドサクサに紛れてお腹触らないで。私は大丈夫よ。それよりも、運営はあの二人がやってるんだけど、運営に痴漢が出たって報告があってね」
「はあ?痴漢?こいつ等が?むしろあいつ等が痴漢じゃねえか」
「む?むがあああああ!」
マリルカが悲鳴をあげた。見ると、みえない何かが簀巻きの上から尻を弄っているようだった。
ジョナサンは、完全に冷めきった目で見えない痴漢がいたあたりを見つめていた。そして、
ずがん。
腰の9ミリをぶっ放した。
「あれーえ?逃したか?ええとどれどれ?」
白々しい態度で銃口をうろうろさせている。
「ん?ここかな?」
「あっづあああああああああああ!」
何もないところに焼けた銃口を突きつけた。
「匂いでバレバレなんだよ爺い。そうか、痴漢として死ね」
「待てええええええええええええ!やめんか!」
マーメイドブラを被った賢者サルバトールが出てきた。
「賢者がブラなんか被って、恥ずかしい奴だなお前は。ほれ、何か言い残すことはないか?」
「仕方なかった!仕方なかったんじゃああああああああああああああああああ!」
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