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キ「美味しかったねえ、いっちゃん」
壱「うん。それぞれ味が違うんだね。違いがわかる男……ん~」
キ「何、それ?」
壱「ああ、ごめん、ごめん。気にしないで」
キ「いっちゃん、そろそろ帰る方法、何か思いついた? 長居しちゃってるし」
壱「わかってるって、もう少し……」
か「二人とも、急なんだが、うちの女将さんが新幹線で出かけることになって、一緒に行くかい?」
キ・壱「それは有り難いことです。是非ご一緒させてください」
か「明日の朝早くの出発だそうだから、二人とも準備しておきな。寝坊するなよ」
壱「果報はなんとか、だね」
キ「もう、いっちゃんたら……」
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