呪縛

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 一瞬突き上げが緩み、その隙に逃れようと捩らせた躰がフワッと起こされる。 「あっ」  美夕の躰が貴臣の上に乗る体勢になり、芯が再び奥を貫いた。 「ひあっ」  自らの重みが、貫く熱棒を奥へと誘い壁を突かせた。 「あうっ」  堪らず両手を貴臣の胸に突いたが、蜜がドッと溢れる感覚に美夕は、泣きながらイヤイヤッと首を振る。 「美夕」  貴臣の手が下から乳房を揉みしだく。 美夕はその手を払おうとしたが、逆に払われた。 「あ、いあっん」
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