20人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい、お前らこんな所でアホ丸出しの会話をするな。葉山、お前は早く前にでろ時間だぞ。」
「わお、いつ来たのカイちゃん。てゆーかアホってひどいじゃーん」
「あ、堂守先輩ちわーすww」
はい、こちらの方は堂守 海斗(どうもりかいと)先輩であらせられます、
環境委員長で、葉山先輩と幼なじみらしい。
「では、今から今月行われる球技大会の、準備期間及び当日の、役割を決めていく。では、まずこちらの────」
球技大会に限らず委員会は行事を円滑に進めるための手伝い、もとい、雑用に駆り出される。
あーてかやばいwくそ眠い…………ちょっとだけ寝てよーかなーーw……
「────ょ。では、準備、当日共に君たちの働きに期待している。以上。解散。」
へ?wwwやっべwくっそ寝てたわwなんも聞いてねぇww
……なんかやけに視線を感じるようなwwwなぜに?w
「ねぇちょっといっちゃん!!キミ寝てたでしょー!」
「フジ隊長wちょなにww怖いんだけどw寝てたのそんなダメだった?wwwごめんwww」
「ちがうよ!いや、寝てたのもありえないけど、そっちじゃなくてさぁ!もー……はぁ」
え?え?wwwなに?w
「さっき葉山様が、『小林一樹、生徒会から球技大会当日に指名があったから~』って!」
「……は?なにそれww指名?って?ww」
「指名って言うのはぁ、生徒会の方々ってお忙しいでしょ?だから身近な生徒を指名、まぁ呼び出しをして、そのお仕事のお手伝いをさせるのぉ。」
なんだそれww仕事なんて自分でやれよwww つか生徒会ってそんなやることあんのww
「へぇーwwwで、なんで俺?ww身近な生徒ってそれこそ親衛隊とかいるじゃんwww」
「そうなんだよ!僕も一般生徒が指名なんて聞いたことないよォ!だから、ちょっぉと、危ないかもねぇ…。」
「危ない?www何が?」
「……」
え、なに?そんな言い淀んでる感じになられると怖いんだけどwww
「……何がって…、ほらぁ、生徒会親衛隊の子達は過激な子が多いからねぇ、制裁とまでは行かないかもしれないけど、軽い嫌がらせとかはあるかもしれないよぉってことぉー。」
「うーわwwwまじかぁwwwてか、」
「おいお前達、そろそろ戸締りしたいから話すなら外に出てしてくれ。」
「あ、堂守先輩wすんませww今出てきますんで、お疲れ様っしたー」
「おつかれさまでしたぁぁ」
最初のコメントを投稿しよう!