俺の学園日記。

2日目。

｢なぁなぁ祐輔見た？見た？今黒猫通ったんですけどｗｗちょー不吉ぅ。あでっ｣

こいつ、去年に比べて俺に対する遠慮が全くねぇな。

ども、小林 一樹(こばやしいつき)です。

で、今俺の後頭部を引っぱたいたのは去年からの
クラスメイトであり寮のルームメイトの
浅田 祐輔(あさだゆうすけ)君です。

さて、お察しの通りあれから1年が経ちました。

はやいね、時間の流れってのは。

まぁでもこんだけ時間経てばこのくそったれな学園にもなれてくるね。うん。
何がくそったれなのかはのちのち。

ん、え？浅田くんがイケメンか？……

まぁ、基本的にこの学園にはイケメンしかいないんだよ。

浅田くんは純日本人で、髪も目も真っ黒！て言いたいけど、髪は染めちゃってるらしい。
灰色に青が混ざったみたいな変な色。ｗｗｗ
目は若干つり目っぽい、かな。顔凛々しい。ｗｗ

背も高くてスラッとしててめちゃくちゃスタイルいい。と、思うけどここはそんな人ばっかで価値観みたいのくるうな。でも間違いなく女子にはモテる。

え、俺？俺は、んー。自分の顔ってわかんないよね。まぁブスではない。肌の手入れとかしてるしね！姉1がそういうのうるさいからね。
黒目黒髪のふっつーのかんじ。

｢なぁー祐輔って身長どんくらい？｣

｢186｣

｢でっけぇ俺の倍あるわぁ｣

｢馬鹿か。｣

｢ちょwwwにらむn｢どぉぉーーん！｣ぶへぇっ｣

｢……藤井か、朝からうるせぇ…。｣

｢わはっ祐くんひどぉい！｣

｢ちょ、フジ隊長痛いｗｗｗ｣

｢へへっいっちゃんごめんね(はーと)｣

この俺の背骨を折る勢いで飛び込んできた のは
藤井里津(ふじいりつ)。ふわふわしてて小さい可愛いやつである。同じクラスで初対面の時｢爪きれい｣
的なこと言ったら好かれた。相当嬉しかったらしい。姉1のせいでそういうトコまで見るようになったおかげだ。((どやっ

ちなみに、フジは2年で生徒会会長の親衛隊長。
そして、生徒会親衛隊総隊長らしい。

俺フジ隊長って呼んでるけど親衛隊には入ってない。

入学式とかそういうとこでしか見たことないけど

すんげぇ美形ぞろいだった……。

さやの方が美形だけど。
てか、基本的俺の家計は美人が多いらしい。

まぁ、さっきなんだかんだ言ってたけどはっきり言って俺も美人である。