第3章

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やる事もなかったのです、美樹からは手紙が来て、久美達と楽しく高校生活を送っており、部活は英語の弁論部に入り、弘子姉さんと一緒の部活を楽しんでいると書いてあります、 真一はまるで軍隊に入ったみたいだと、 手紙に書くと、厭だったら一年で転向しておいでと書いてあります、まあ、なんとか頑張ってみると書き、鹿児島の風情を書きつづったのです、この寮には2年、3年生もおり、不良と、 言われるグループもいたのです、真面目な奴は嫌いみたいで、頻繁に女から手紙がくる一年生の学級委員長が目をつけられるのは時間の問題だったらしく、ある日寝ていると顔に懐中、 電灯を当てられ、 目を開けて何をするんだと言うと、2人に腕を掴まれてて着いて来いと言うので、ズボンとシャツを着てついて行くと、海岸の松林に連れて行かれたのです、リーダらしい生徒がこそ、 こみ女から手紙を貰いやがる、軟弱な奴め、これから気合を入れてやると言うので、女から手紙を貰うのは校則違反なのかと聞くと、何お生意気な口を聞きやがってというので、回り、 を見ると松ノ木の枝が落ちていたのです、 回りを20人が取囲んだので、はいていた下駄を脱ぎ松ノ木の枝のあった所へ、下駄を振りかざして突進するとよけて空いたので、素早く松ノ木の枝を掴み、ばかめ、おれは全国剣道、     
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