40人が本棚に入れています
本棚に追加
/306ページ
だから、また寄りを戻した夫婦の生活をしようと、俺に嘆願をしてきているんだけど。
でもね、とにかく俺は『絶対に嫌だ！』と、再三女神フレイヤに述べてはいるんだけど。このバカ女神が諦めてもくれないし。
それどころか、俺達二人の周りに沢山転がって虫の息なのか？ 息絶えているのか解らない男達？ みたいに俺もして息絶えさせたいのかは、良くは分からないけれど。先程皆に述べたお色気ムンムン妖艶攻撃と、俺が名付けた攻撃をまだ、飽きもせず繰り出している。
だからこの辺りは、俺達二人の会話と行動……とくにこのバカ女神の超付くほどの美貌見たさに、野次馬のように集まってきた男達が、次から次へと倒れては、とても幸せそうな笑顔を辺りに振り撒いて、痙攣しながら息絶えているのだよ。
となると、皆さんもこの状況を見たら、察しがつくよね？
このバカ女神は、俺と本気で寄りを戻したいのでは無くて、こんな魔王のような容姿にした上に。俺自身にとうとう切れて、殺害まで企ててきたよ。サスペンスのドラマのように。
（23-2）
最初のコメントを投稿しよう！