40人が本棚に入れています
本棚に追加
/306ページ
俺は何度 一人で寂しく泣いたかは解らないし。気づけば、こんな始末だよ。
実際、元同じヴァン神族の女神フレイアが、まだ生きているのに。夫の俺が死んでいるのって皆も可笑しいと、思うだろう?
まあ、俺が邪魔というか、色々とあってね。完全に消されてしまった。天界の聖地の一つ、アースガルズと、いう名の聖地で処理されてしまったよ。
まあ、話せば長くなるから今は述べないけれど。
……でもさ、どう、述べたら良いのかな?
今度はね、出来れば愛す妻を守って、自由にさせてやりたいよ。俺の命に代えてもね……ッて、良く考えたら。もう命は無いのだった。
だから後は、悟の意思に任せるしかないな……
「いっ、いやです……貴方、わらわに、お仕置きをするのだけは、許してください……」
(41-20-1)
最初のコメントを投稿しよう!