第3章 再婚する為の自己紹介?

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『ふぅ……』と、声を漏らしながら安堵した。  う~ん、それにしても、この膝枕の感触と味わいは、安眠枕で太刀打ちできない程の極上の安らぎだね……。  だってさ、この膝枕の軟らかさと、甘い心を癒すアロマの香りがあれば、いつ死んでも良いと思うぐらなのだ。  ……と、思うと。この癒しの力、が本来の女神フレイヤの能力なのかも知れないと思い出したよ。  それにさ、これだけ、心が癒されると。彼女に先程行った悪態や暴言等も、本当に悪い事をしたと思うし……。  それにさ、英雄色を好むではないが。俺自身もこの女神(おんな)を独占したくなってきた。  それに先程から、フレイヤの腿に顔を擦り付けて俺は甘えているけれど。彼女は全然怒らないし。それどころか俺の頭を先程から優しく撫でてくれる……  もうね、女魔王版のフレイヤはいないんだよ。ここにいて俺を優しく包んでくれるのは、正に美の女神フレイヤだから。もうね、この女神(おんな)は、俺だけの所有物にすると心に固く誓うよ。  でもね、その前にちゃんと謝らないといけないと思う。  だってフレイヤの心が傷付き壊れてしまいそうな事を。俺は平気で彼女に暴言を吐いたのだから、ちゃんと謝罪しないといけないと思うからね。  だからフレイアに、今から謝罪を述べるから。皆さん見ていてね。 (45-3)
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