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だってそうだろう。こいつらのうちの1人は
銃のようなものを持っていたんだから。
全員ではなく1人だ。外側から見て
あきらかに武装しているのはそいつだけだった。
この国じゃ銃は持てないし
いや、武装とか銃刀法違反とかそういうニュース
きくけど。でも、偽物だとおもった。はじめは…
エアガンにしては立派でモデルガンかな?とか
いっぱい考えた。でも、きいてしまった。
そいつのポケットで
ジョラジャラという金属音がするのを…五分五分だ。
きいたことはないけど、弾丸ってこんな音がしそう
っていう音がした。
あるわけないって思いたかった。
私だって信じたくなかった。
私だってそれがおもちゃだって、
エアガンだってモデルガン思いたかった。
でも…
今までの反応を見て、その銃は私に向けられるもの
それに、もし銃がエアガンやモデルガンだとして、
赤ん坊を脅すのにそんな物はいらない。
なら、その銃は本物である可能性が高い。
今までも怖かったけど今度は死の危険を直に感じた。
今の私には何もできない。
ここから出る方法もわからない。
銃という脅威も増えた。
いったいここは本当にどこなのか。
もしかしたら海外なのではないか思考が止まらない
『誰か、助けて!!!』心のなかで叫んだ
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