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犬かと思って両手で抱き抱えるとそれは獣人種?のような姿で服装も日本の服装ではないように見えた。
その後よく見てみると、容姿は幼稚園生?くらいで髪に青のメッシュのようなものが入っている。歯も八重歯のようだった。
うん…。最初、犬かと思ったけど狼だ。
「え…?。ひゃ!た…食べられるぅぅーー!!」
…は?
悪魔?と聞いてはっとした顔をするとおおかみ君(←勝手に命名)はもっと強く泣き叫び、僕の腕の外に出ようともがきだした。
「た、食べないでぇぇ!!」
普通…逆じゃないかな笑
「食べないよ?」
「ぎゃーー顔が近いぃぃ。僕、美味しくないからぁ!!ピーマンみたいな味だからぁ!!」
「あ、暴れないで、また落ちちゃ……」
泣いて暴れるおおかみ君に「暴れたらまた落ちて転がるから!」と言いかけた時、登り坂の上から小さな影が見えた…。
それは次第に大きくなって終いには僕の視界を全て遮るほど大きくなった。
あ…まって。これ近づいてるだけだ。
『グフォ!』
一瞬だけ見えたのだが顔に強く叩きつけられたのは子供の足だった。もっと簡単に言うなら両足のドロップキック…(泣)。
そしてしかもちょうど『目』に食い込んだ。
目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
うるさい読者!今バルスとかいらないっ!
「こらっ!カミを!食べるな!!」
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