第一 天使リストラする

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第一 天使リストラする

お前は今日限りでクビだ そう神に告げられた こうして私の天使としての任は解かれた ことの始まりは、4000年ほど前 神は天使として 天界にうまれた私に 使命をくださった 普通の天使は 言われずとも 使命をもちうまれる しかしごく稀に 感情を持てる 賢い者がうまれるのだ その者たちは感情を持てる… そう、感情には 裏と表があり 表だけではなく 裏の感情も知ることであろう。 神の補佐の天使☆ 創造神よ、新たな天使が北の泉でうまれたようです。 神○ ほう、北か珍しいの ☆ はい。しかし、その者がその… ○ なんじゃ?なにか問題でもあったかね? ☆ いえ、そうではなく。 その者は使命を持たぬ者のようなのです。 ○ なんじゃと!これは期待できるな! なんせ1000年ぶりだからな。 使命を持たぬ者は実に賢い者ばかりだからな。 早速、北の泉へ行くぞ! ☆ はっ!承知しました。 ……… ○ おぉ、この子か。 ☆ はい、そのようです。 私△   …?     
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