第一 天使リストラする

4/5
前へ
/5ページ
次へ
ちょうどその頃、 下界では大きな戦争が行われていて 死者がたくさんでたせいで たくさんの死ぬはずではなかった魂たちが 天界にやって来た まだいきる人だったはずの魂だから 予定外で天界はパンク寸前だった。 連日たくさんの死者の魂がやって来て、 ついに私は なんでこんなことをしないといけないのか…という 不満などの裏の感情を抱きながら煩悩をたべた。 それも1人2人ではなく何十人もだ。 普通の天使は感情を持たない なぜなら、さまざま感情を抱いて 煩悩を食べた魂は 食べたときに表の感情を抱いていれば いっそう元気に綺麗に、 裏の感情を抱いていれば、 その魂たちは…真っ黒に染まって さ迷い、輪廻に還れずに消滅してしまう。 これはまだ誰も、 神ですらも知らないことだった このことから神は、 ○ あぁ、失敗した。すまない。 ここには感情を持ち込んではいけなかったんだ でも持ってしまったものはどうしようもない、 すまない、お前はクビだ              と言った。     
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加