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ちょうどその頃、
下界では大きな戦争が行われていて
死者がたくさんでたせいで
たくさんの死ぬはずではなかった魂たちが
天界にやって来た
まだいきる人だったはずの魂だから
予定外で天界はパンク寸前だった。
連日たくさんの死者の魂がやって来て、
ついに私は
なんでこんなことをしないといけないのか…という
不満などの裏の感情を抱きながら煩悩をたべた。
それも1人2人ではなく何十人もだ。
普通の天使は感情を持たない
なぜなら、さまざま感情を抱いて
煩悩を食べた魂は
食べたときに表の感情を抱いていれば
いっそう元気に綺麗に、
裏の感情を抱いていれば、
その魂たちは…真っ黒に染まって
さ迷い、輪廻に還れずに消滅してしまう。
これはまだ誰も、
神ですらも知らないことだった
このことから神は、
○
あぁ、失敗した。すまない。
ここには感情を持ち込んではいけなかったんだ
でも持ってしまったものはどうしようもない、
すまない、お前はクビだ
と言った。
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