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「えっとなんて言うか...凛可愛いよ?」
「えっ...」
「凛はゲイなの?」
「いやそれは違うっていうか...」
「ん?女になりたいの?それとも好きな相手が男だから?」
「分かんない...」
「...好きな相手って俺?」
「な、
なんで...」
俺はびっくりして後ろに仰け反ってしまった。
「いやぁ...なんと言うか...雰囲気的に分かる...」
晴がぎゅっと俺のことを抱きしめてきた。
「凛いつもスキンシップ嫌がってるじゃん」
「だって...」
「だって?」
「こんな事されたら好きって分かっちゃう...」
「ごめんな凛に辛い思いさせて...」
「...」
「俺のためにしてくれてんだろ?その格好...」
「でも...俺は男...」
「性別なんて関係ないじゃん凛のこと見てたらホモでもいいやって思っちゃった」
俺のことを抱きしめてきた手を強くした。
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