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A「キミは・・・だれ?」
B「ボクは映(うつる)・・カメラ好きなの?」
A「うん、シャッターから見る世界がだぁーい好きなの」
B「ボク・・友達いないから友達になってくれる?」
A「うん・・いいよーカメラで撮ってあげるー」
その日を境に私はカメラを持ち歩いてはキミと遊ぶようになっていた。
それから何年経ったであろうか・・・。
私の大好きなお父さんは不慮の事故で
亡くなってしまった。
カメラマンだったお父さんは移動中、事故に
巻き込まれたらしい・・・。
遺品としてもらいうけたカメラで私はお父さんが
写してきたであろう風景を探し求めてはシャッターを
押すようになっていた。
いつしかキミの存在もすっかり忘れてしまっていた・・・。
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