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俺は戦争を終えて、一人寂しく自宅に戻った。さすがに、砦から矢は、受け切れない。天王星の属性を付与された魔法ならさらに無理だ。
今回は、地球の敗北に終わった。次の戦争に期待するのみ。
まだ。十二時まで時間があるので、外に出た。
風が気持ちいい。何を探そうか? というわけでもなく、そろそろスキルを習得する必要があり。
モンスターを狩っていこう、ということで、森の中をゆったりと歩いていた。
モンスターがいないかなーと探していると、一匹、二匹とラットが現れた。
鍬を引き抜いて、振り落とす。何度も叩きつけると、ラットは動かなくなった。毛皮を剥ぎ取ると、アイテムボックスにしまった。
うーむ、まだ足りないな。
このラットの肉を餌にして、敵をおびき寄せることにした。しばらく待つこと、一時間、ホワイトタイガーの五匹の群れがやってきた。一回分のスキルだ。だが、敵を甘く見てはいけない。
冷静になりながら、気配を消して、ホワイトタイガーがラットの肉をかぶりついた瞬間。躍りかかった。鍬を振り落とす。タイガーの脳を砕くように粉砕する。あまりの衝撃で、ポリゴン片となって消滅した。
忘れていた。即死させると、材料を残さずに、消滅するのだ。
残りの四体を値踏みして、構える。タイガーがかじりついた。右腕が悲鳴をあげる。それを振り落として、何度も鍬で叩きつける。そのうち動かなくなった。
そして、鍬を振りまわし、三体を牽制する。
ジャンプして、一体に近づき、鍬を連打で叩きつける。また動かなくなった。
もう二体。
甘く見るなよ、これでも鍬の達人なのだ。
敵が、近づいてくる。冷静になれ。クールになれ、そして、敵が目の前に着たとき、俺の頭は吹っ飛んだ。
勢いつけて、鍬を振り下ろす。タイガーが悲鳴をあげて、動かなくなる。もう一体にも同じようにして、止めをさす。
一撃で仕留めないように気をつける。
五体のホワイトタイガーを仕留めた。
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