4話修行を始めました

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「そうだな、罪悪感か、ちょっと違うな、俺は、このまま弱いままじゃ駄目だって気付いたんだ。のほほんと暮らすのはいいかもしれない、だがな? もしも大切な人が現れて、それを守れないようなやつにはなりたくない」  ブロッコがこちらを見て、微笑んだ。 「その意気です。がんばってください」 「それと、その情報はどこから出ていた?」 「どこって、宿屋ですよ」 「そうだったな」  宿屋のおばちゃんには説明していた。俺が泣き続けていた理由を、情報収集に、NPCというのも考えねばならないようだ。もうゲームだけの話だけではなく、NPCはちゃんとした人間なのだと。  俺は畑仕事を終えて宿屋に向かった。宿屋でおばちゃんに明日でていくことを告げると、めいいっぱい悲しんでくれた。  俺は、途方にくれながら微笑んだ。    その後に、眠った。深い眠りだと思う、目が覚めたら、真っ先に、情報ショップに向かった。  入り口で老人がほくそ笑んでいた。  そして、俺は老人に連れられ有名な鍛治職人の場所に向かった。 「なるほどな、聖なる剣があるのか、わしからの選別として、随時水属性付与能力をつけさせてやる、材料はウンディーネの皮だ、一匹で数十万ゴールドする、借りじゃない、老人からの手向けじゃ」  俺は感謝を述べておいた。
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