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そして、俺たちは別れを告げて、ローブ姿の賢者様についていった。
巨大な広間にたどり着くと、ワープに入った。
行き先を水星にした。場所は首都だ。
俺とセイハツ老人が意識を集中したのと同時に目が開けた。
首都にはとてつもない巨大な水流があり、下から上に向かって流れている。ここは台の上。隣にはセイハツ老人がいる。
何よりも、空を見上げると、太陽の位置も違う気がする。大きな時計台があり、水色だ。マーメイドが泳いでいた。信じられない光景を見るように俺は驚いていた。
ここにはNPCとしてマーメイドがいる。クエストをマーメイドから受け取るのは当たり前のことで、何よりも俺たちは酒場に向かった。まずは情報収集とレッドプレイヤーがここらへんにいないかを確認するためであった。
酒場は、水色に輝いていて、入り口に入るとカウンターは水浸しになっていて、マーメイドが酒瓶をそろえていた。中には、沢山の猛者たちがいた。広々としている。
そして、俺は、確かに、強くなるために一歩を刻んだのであった。
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