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男はお世辞でなく、本当に食欲がそそられていた。 少女は自分が作ったものを喜んでもらったことを、とても嬉しそうにしている。 その様子は、開いた口から見える
八重歯
(
やえば
)
、透き通ったエメラルドグリーンの瞳がよりいっそう輝いて見えた。 満足そうな笑みを浮かべ、ようやく料理に箸をのばしていく少女。 なにげない二人の時間。 少女はこれだけで幸せだった。
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