Data.5

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Data.5

東アジア系の男が部屋に入っていく。 そこにはイエローブロンドの髪色をした少女が、裸のまま両手両足とも拘束されていた。 少女は東アジア系の男が用意した薬を、女性器と乳首に塗られていく。 少女は拘束されたまま身をよじる。 その薬は媚薬(びやく)だった。 媚薬は一般的に架空の薬品と認識されている。 販売されているものもあるが、せいぜい精力増強目的くらいのものだ。 しかし東アジア系の男は、あるルートから手に入れた覚醒剤をベースに作られた媚薬を少女に試していた。 東アジア系の男は興味本位で買ったものだったが、その効果は強烈。 その薬は性的に興奮するというより、身体中の感覚が敏感になるというものだった。 息を吹きかけられただけでも反応してしまう少女は、まだ自慰行為(じいこうい)すら経験をしたことがないというのに、身体中が熱くなっていった。 薬を塗られた場所を触りたい衝動に駆られるが、拘束(こうそく)されているのでどうにもできない。 少女はもぞもぞとふとももを動かし、膝を震わせる。 わけがわからない少女は涙を流していた。     
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