第1話 不思議なドールと平凡ネコ好き女子高生

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「テーブルセッティングとチビたちの躾!!あと猫たちの餌!!水も!!」 「片づけて座って。猫ちゃんにご飯出すよー。」 「にゃんにゃ、うまうま―?」 「うまうまだよー?」 「これで良いの?」 「そうそう。それをエサ皿の半分くらいに注いで猫の分ずつ置いてやって。」 「猫何匹?」 「10匹だから10個入れて。」 「もぐもぐニャンっていいご飯与えてるね…。」 「健康でいれば医療費掛からないからね。まあそれでも病気にはなるんだよね、これでも。でも基礎の部分が健康に近いと治りも早いんだ。」 「あ、そういう持論なのね。」 「ご飯出した!!」 「ありがとー。さあ、席について。ご飯にするよ。」 「「「はーい」」」 1時間後には完食された。もちろん自分達も食べたけど。 「今枝さん、今日遅いから棗ちゃん送ってって。今日は閉めまで居たことにしておくから。」 「相変わらず気前いいですね?お言葉には甘えますけど…。」 「労働基準法的にはすれすれだけどね。」 「はーい、お前達御馳走様した?」 「ごちそうさまでした。また呼んでください。」 「そのためにガソリン詰めたんだから、遠慮するなよ?」 その後今枝さんの運転で家の近所のコンビニ前で下ろしてもらった。 家に帰るとそこには今配達員が来てたみたいで、大きな段ボールが足元に置かれていた。
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