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『チクショウっ、オレの身体でくだらねぇ事しやがってえぇっ!』
『行こう、晶っ!』
俺達は珍しく意気投合し、206号室へ向かって猛然と走った。
オートロックは晶が解除済みなので、俺達は予告もなく206号室へと飛び込む。
猫耳少女をロープで縛り上げた西条晶本体は、身動きがとれない彼女のお尻を、尻尾ごとローソクの炎で炙ろうとしていた。
「な、何だね!? 君たちは・・・・・・!」
金髪鼻ピアスの不良少年には似合わない口調で、元政府高官がカン高い声を上げる。
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