物置部屋

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物置部屋

「門脇……」  そこにいたのは魁斗と祐太だった。 「あ、どうも……」  リアクションに困り間の抜けた挨拶をする。 「やっぱりオレたちのこと疑ってたのか」 「不法侵入だぞ」  明人はゆっくりと立ち上がった。 「そういう二人はアークの信者だったのか?  そして『勉強サークル』は信者獲得のためのエサ?」  ズバリ確信を問う。 「オレたちが何を信じようが勝手だろ?  問題はオマエが不法侵入をしたってことだ」  魁斗は明人を睨んだ。   否定しないんだな。
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