23人が本棚に入れています
本棚に追加
/177ページ
物置部屋
「門脇……」
そこにいたのは魁斗と祐太だった。
「あ、どうも……」
リアクションに困り間の抜けた挨拶をする。
「やっぱりオレたちのこと疑ってたのか」
「不法侵入だぞ」
明人はゆっくりと立ち上がった。
「そういう二人はアークの信者だったのか?
そして『勉強サークル』は信者獲得のためのエサ?」
ズバリ確信を問う。
「オレたちが何を信じようが勝手だろ?
問題はオマエが不法侵入をしたってことだ」
魁斗は明人を睨んだ。
否定しないんだな。
最初のコメントを投稿しよう!