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祐太が馬乗りになり明人を殴ろうとするが、その拳を簡単に掌で受け止め彼をはね除け立ち上がる。
明人は再び出口に向かうが魁斗が飛びかかった。
今度は簡単に振り切り扉を開ける。
祐太も立ち上がり明人に向かってくる。
彼が表に出たところで床の扉が開き天城が飛び出してきた。
祐太と魁斗、そして明人の視線が向けられる。
天城は何かを祐太に押しつけた。次の瞬間、力なく彼は倒れた。
スタンガンだ!
明人は舌打ちして魁斗に飛びかかり、彼の首に腕を回す。
「ゴメン」
腕に力を込めるとあっさり魁斗は落ちた。
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