第2章 近くて遠いい

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「美味しい。」 そう言うと、彼は良かったと言いながら、アキを見て愛おしそうに目を細める。 知らない。なぜこんなに愛おしそうに自分を見るのかも、 なぜ、雪の日の朝、彼の目がいつも赤く腫れているのかも。
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