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「ヒッ!? やぁアぅううううんッ!!」
聖はその鬱憤を晴らすように僕の身体に噛みつく。
今日の狙いは右肩らしい。
彼のするどい犬歯が容赦なく皮膚に食い込み、血がにじむ。
「あっ、痛! あぅん、ンッ」
当然、腰のほうも休めてはくれない。
四つん這いにさせた僕に覆い被さって、優しさも遠慮もなしに突き上げてくる。
痛みすら感じる強引さだ。「やめて」とか「いやだ」と叫んでも返ってくるのは飛び散る汗と荒い息づかいだけ。
抜け落ちそうなぐらいに引き抜かれたと思えば一瞬で奥に到達する。
内臓に杭を打たれるみたいだ。浅くて深いピストン。
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