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「きよ……、おねがっ……、すこし、休ませ……」
「だめだ」
「……でもっ! むり、もう、二時間も、いれっぱ……! 限界っ……!」
「うっせーなぁ」
「──ッ!」
無駄口のおしおきをするみたいに聖は再び肩に歯を立ててくる。
口内で急激に歪められた肉が、ざりっ、と音を立てた。
僕がうめくのを嬉しそうに見た聖は、もっとその声をきかせろと横目で合図してくる。
「オレはいきてぇんだよ」
「あァッ!!!!」
それが入ったままなのに姿勢が変わっていく。
身体を仰向けにねじり、持ち上げて、座位に──。
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