2「聖はずるい」※

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  「いくぜ……モモ。もっと、奥までいくからな……」 「もぉ、むりだって、ばっ! ……ちょ、ッ、とまぁあああ──」 「待てねぇ」  ことばが終わらないうちに、どすん、と打ち込まれる。 「──かはっ!」  また目の前が火花が散ったように真っ白になり、声も呼吸も忘れた。  自分が果ててしまったのだと気づいたのは、数秒後。意識を取り戻したときだった。  再び動き出した聖に身体ごと大きく揺すぶられ、僕のモノもつられてびちゃびちゃと震える。  だらしなく垂れた白いものが汚らしく飛び散って、とまらない。  
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