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このまま殺されると思った。
命の危機を感じるぐらいに激しく揺さぶられて、血を吐きそうなほど喘がされて、痛みと酸欠で何度も意識が飛んで、その度に噛みつかれて──。
聖のイキたいという願望は、あまりにも強靭すぎて──。
自分が自分じゃなくなると思った。
──「モモっ! モモ、モ……、んふぁ、ア、あぁアッ……モモぉおおおっ!」
涙と汗と唾液と噛み傷まみれの身体がやがて受け止めたのは、数週間分の精液。
なにもしなくてもそこから溢れてしまうぐらい、大量だった。
その後、仕事終わりに待ち伏せされ、頻繁に関係を持つようになった。
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