あとがき

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素人の私でも自分の思いを自由に表現出来る このエブリスタという場所を見つけてから、祖父が体験した悲惨な事実を形にするべきかずっと悩んでいました。 祖父から ある意味逃げていた私に、そんな資格はないのではないか? しかも戦争を知らない私が、又聞きからの想像だけで このテーマを軽々しく表現しても、薄っぺらい内容になってしまうのではないか? そんな時、あるクリエイター様がヒロシマをテーマにヒューマンドラマの作品を公開されました。 拝読しながら涙が出て仕方がなくて、「やっぱり私も書きたい!」と決意した次第です。 けれどもし、祖父がこれを読んだら 怒るかもしれません。 「実際とは全然違う」 「じゃけぇ、ちゃんとワシの話を聞けばよかったんよ」 …おじいちゃん、ごめんね。 貴方を避けてばかりで。 話を聞こうともしないで。 この作品が、今の私に出来る精一杯の「懺悔」です。
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