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「とりあえず、状況を整理する…」
「いや、軍曹、それより…」
「えっ?ワアアアーッ」
「キャアアアアーッ」
気が付けば、頭に詩音のパンツ被った委員長が詩音に急接近、てか覆いかぶさって、彼女の
耳とかハムハムしながら、合体しようとしている。
「おいいいーっ!真昼間から合意不一致な合体(要は濡れ場)繰り広げてんじゃねょー
(突っ込みと共に軍曹が委員長の頭を勢いよくはたく。」
「いったぁー、何するんですか?えっ、てか何で動きが止まってない?」
「そんな“驚愕っ!?”みたいな顔で見られても、こっちが困んわ!なぁ、モヒカン!」
「あっ、○○さん、もしかして、能力系?」
「あ、バレました?えへへ~」
「ええーっ、何、事情通かましてんの?知らないの、俺だけ?週刊、私の知らない世界なのー??」
「軍曹さん、私も知らないです。」
「あ、良かった~、ほっと安心な感じのステーションだわ~」
と急展開すぎる事態についていけない、軍曹と詩音、そして、事情通と当事者の4人のみが
“動いている”空間で、話は嫌が応なしに進んでいく。
「そもそも、私の術式の発動条件は、昨日の真夜中から、私が詩音さんと会話をする時の間で詩音さんと接触があったモノ、二人は今、会話をしていたから、発動要件は適用。もっとも、この時間は5分だけだけどね。大丈夫!5分あれば、色々出来る!という事で手から
ビィィィーム!」
「ギャアァァァ、何か痺れるぅ~!」
魔法使い、変身ヒロイン?それとも異能系、特にジャンル等説明なく、放たれた委員長の
怪光線にビリビリ明滅する二人の野郎をまたぎ、再び詩音に迫る委員長。勿論、彼女もただ黙って、死(?)を待つ訳ではない。踵を返して、逃げようとするも、今度は彼女の体が痺れたように動けない。
「フッフ、メインディッシュは逃がしません~。昨日は“余計な邪魔”が入りましたが、
今日は前も後ろも口もオーケー!ディープオーケー?(喋りながら、既に詩音の上着の下に手を入れている)」
「イヤァァァァッ」
「その悲鳴、ヒギィィッに変えてやります。ホーミータイ!ホーミータイ?(自分でも意味をよくわかってない)」
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